電池式ランタンよりも圧倒的に明るく、優しい明かりが雰囲気のある液体燃料式のランタン。
ガスランタンにしようか、ガソリンランタンにしようかは最初の一台を選ぶ時に迷うポイントになりますね。
ガスランタンの特徴はこちらで紹介しています
ホワイトガソリンランタンは北海道の真冬でも使える
ガスランタンの紹介で触れましたが、ガスが低温時に燃焼が不安定になるのに対して、
ホワイトガソリン器具は、寒くなっても、燃焼が不安定になる心配がまったくありません!
なぜ、低温でも関係なく安定して燃えるのか?かんたんに説明します。(読むの面倒な方はスルーしてください)
タンク内にガソリン燃料を入れて、「ポンピング」といわれるタンク内の空気圧を高める作業をします。その空気圧によって燃料が供給されて燃える仕組みになっているので、外気温に関係なく、燃料が入っていて、空気圧さえしっかりかかっていれば綺麗に燃えて明るくなってくれるんです。ガソリンはマイナス40℃でも着火できる性質を持っている燃料なので、北海道の真冬でも普通に使えます。
最近人気上昇中の冬キャンプよりもずっと前から「ワカサギ釣り」を楽しむ釣り人にコールマンのガソリン器具は使われてきてるんですよ。
真冬でも信頼できるパートナーという事です!
ポンピング作業は面倒なのか??
ポンピングという一手間が、ガスに比べて「面倒くさそう、難しそう」と思われる原因ではあります。
着火手順の、動画を一度ご覧ください
いかがでしょう?
ポンピング以外はガスランタンと変わりないんです
何もかも簡単、お手軽に済ませたがる世の中で、
キャンプくらい、のんびりと、ひと手間かけて道具を使うというのは味がある、なんて思いませんか?
特別難しい技術ではありませんし、ポンピングをする回数、時間にしたって3分くらい?でしょうか
慣れてしまえば苦にならないと思いますよ!
ガソリンって、危なくないの??
普段はクルマに入れるくらいのガソリン燃料、身近だけど、手元で使うものでは無いから危険な感じもしますよね?
ガスの方が、家庭のカセットコンロなんかで使うからとっつきやすいのでしょうか。
もちろん火を扱うので全く危なく無い訳ではありませんが、極端に怖がる事は無いと思います。
もし危険な道具であれば、これだけ多くのお店で取り扱いされて無いですよ。
コールマンのガソリンランタンですと
- DCMホーマック、ジョイフルエーケー
- スポーツデポ、ゼビオ、スポーツオーソリティ
- 秀岳荘全店、アルペンアウトドアーズ
- フィッシュランドプラス美しが丘
北海道内どこのアウトドア売り場にも置いてありますからね。
爆発してテントに引火、といった事故はむしろガス器具で発生しています。
ガソリンは引火しやすいという危険はありますが、爆発の危険はありません。
ホワイトガソリンランタンを買うならコールマンの一択です
初心者の方におすすめできて、北海道内で実物を見て買いやすい、大型のガソリンランタンは、コールマンだけと言っても良いくらいです。
ホワイトガソリンでなく、お馴染みの「灯油」を使う大型ランタンが秀岳荘やアルペンアウトドアーズでは扱いがありますが、30000円を超える価格帯と使い方のコツを考えると、初心者のスタートにはオススメ出来ません。(ヴェイパラックスやペトロマックスなど)
コールマン286A ワンマントルランタン
コールマンのシンボルともいえるシンプルなガソリンランタン
明るさ:130 W 相当
燃料タンク容量:約590cc 、使用燃料:ホワイトガソリン
燃焼時間:約7.5~15時間
1Lガソリンが980円くらいですから、一晩の燃料代は400円から500円くらいです。
キャンプサイトを照らす優しい灯りで多くのキャンパーに愛され続ける名品です。
コールマン ノーススター2000ランタン
ワンマントルランタンを上回るコールマン最高の明るさ
明るさ: 230W相当
燃料タンク容量: 約940cc
燃焼時間: 約7~14時間
明るい分、燃料を多く消費するので一晩800円から1000円くらいかかりそうです。
ギラギラと明るい夜を楽しみたい方は是非こちらを!
今更ですが……ホワイトガソリンって何??
クルマにいつも入れているレギュラーガソリンと何が違うのか?
レギュラー、ハイオクなどクルマに入れているガソリンは色々と燃焼効率を高める添加物が入っているんです。
ホワイトガソリンはそういった添加物、不純物を取り除いたクリーンなガソリンという事です。
北海道内でキャンプ用品を扱っている店であれば「必ず」取り扱いがあります。キャンプ場の売店でも最近は見かけるくらい普及しています。
最悪、ホワイトガソリンが無い時には、レギュラーガソリンで代用出来なくは無いそうです。
ただ、レギュラーガソリンに含まれる添加物が「すす」の原因になり、器具の目詰まりを引き起こしやすくなるのでオススメ出来ないそうです。
まとめ
ポンピング作業さえクリア出来れば、それほど難しくはないガソリンランタン。
クラシックな外観は、まさに「キャンプ」って感じがしませんか!
春、秋も夜は冷える北海道では安心のパートナーになりますよ!
これからキャンプ用品を色々と揃えて行く方はこちらの記事もどうぞ
北海道のお店探しはこちらの記事をどうぞ
コメント