キャンプを始める時に、いちばんメインのテントを決めることに集中力を使ってしまって、なんとなく買った寝袋がいまひとつだったり……なんて事は結構あるものです。
以前に書いたこの記事では、GWから秋キャンプまでを想定して最低使用想定温度が5℃を目安に商品紹介しました。
この記事で紹介するのは、もうワンランクアップ。使用可能限界温度がマイナス11℃(快適温度マイナス5℃)でいま店頭、ネットでも非常にたくさん売れている(2024年1月更新)
「コールマンマルチレイヤースリーピングバッグ」を紹介します。
冬も使えて1万円強の価格は魅力的です
いきなり価格のはなしから始めますが、冬にも使える寝袋って高価なものが(3万円以上もざらにあります)多いんです。保温性に優れたダウンを使用しているものが多いので当然ではありますが。
このマルチレイヤースリーピングバッグなら、12000円前後(2024年1月現在)です。
この価格で快適使用温度マイナス5℃対応を購入できるのは魅力的です
一番のメリットは「1年中快適」に使える重ね着システム
3枚に分かれた生地の組み合わせを変えることで、寒いときも、暑い日も快適に眠れる好みの温度域の寝袋に変化させる事ができるのがマルチレイヤースリーピングバッグの一番の特徴なんです
3枚すべて生地を使用した状態が上の画像。いちばん外側に「アウターレイヤー」、その内側に「ミッドレイヤー」、そして「フリース」を敷くことによって、快適温度は-5℃、使用下限温度は-11℃という高スペック寝袋となります
上の状態から白い「ミッドレイヤー」を外して、「アウターレイヤー」と「フリース」だけの組み合わせにすると、快適温度は5℃、使用下限温度は0℃に。春と秋の使用はこれくらいがベスト
一番厚い「アウターレイヤー」を使わずに「ミッドレイヤー」と「フリース」を組み合わせれば、快適温度は12℃。夏休みキャンプはこれで快適です
夏用(10℃から15℃)の寝袋を買って「秋冬に寒い」、秋冬向け(0℃から5℃)を買って「夏に暑すぎる」といった不満をこれ1枚で解消してくれる商品です
連結使用すれば2個で4人家族まで使用可能??
アウトレイヤーとミッドレイヤーをそれぞれ全開にした状態でお互いをジッパーでつなぐことができるので、ダブルサイズの封筒型寝袋として使用することもできます。2個購入すれば、全開にした状態のアウトレイヤー同士、ミッドレイヤー同士をそれぞれジッパーでつなぐことができます。
使用している方のレビューを見ると、、
「2枚連結で、幼児2人の4人家族で、少し小さい感じですが、子どもを真ん中に挟んで寝れば、問題なさそうな大きさです!」
お子さんが既に大きくなっている4人家族ではキツイので気をつけて
欠点は「収納サイズが大きい」こと
暖かさは寝袋の中綿の量で決まるので、暖かい寝袋ほど大きくなってしまうのはしかたない事です。
それを解決する為には、コンパクトになる高価なダウンの寝袋を買うしかありません。
収納サイズは約52×29×38cm。重量も4.9kgとなかなかのビッグサイズ。
ただ、他の春秋用の寝袋がこの半分以下という訳でもなく、それなりに場所は取るものです。
- 車が大きく、収納サイズはそれほど重要視しない方、
- 値頃な価格で秋冬に安心して使える寝袋が欲しい方にはおすすめしたい商品です
お店で現物を見るなら
寝袋は肌に触れるものなので、現物を確認してから買いたいですよね。
1万円オーバーの寝袋だと、ホームセンター、ディスカウントストアでは取り扱いが無い場合がほとんどです。
札幌市内なら、
- アルペンアウトドアーズ発寒
- 秀岳荘白石店
- DCMアウトドアレジャー館元町、篠路
- ジョイフルエーケー屯田店、大麻店、大曲店
- フィッシュランドプラス美しが丘
- イオンモール発寒店
ここは取り扱いがあるのを最近(2023年1月現在)実際にみています。
あとは、スポーツデポやスポーツオーソリティもキャンプシーズンなら置いていそうですね
札幌以外もホームセンターではなく、大型スポーツ店に行った方が良いでしょう。
北見市なら坂本ホーマアウトドアフロスには取り扱いがありましたよ。
北海道の各都市のおすすめキャンプ用品ストアはこちらを参考にしてくださいね
マルチレイヤースリーピングバッグに限らず寝袋をご検討の方はこちらの記事もおすすめです
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