真夏のキャンプではそれほど活躍しない「寝袋」「シュラフ」ですが、北海道ではゴールデンウィークから6月のキャンプ。9月後半のシルバーウィークは夜の気温が10度台、場所によっては一桁になってくるので暖かく眠るために良い寝袋が欲しくなるものです
キャンプを始めるときには一度にあれもこれも買わなくてはいけないので、寝袋、シュラフばかりに多くのお金をなかなか投資できないですけど、北海道でゴールデンウィークからシルバーウィークくらいまでのシーズンにキャンプをしようと考えている方は、最低でも「5℃対応」の寝袋は用意したいものです。このクラスの予算目安は1枚5000円以内で何とかなりますよ、それ以下ならお買い得です。(2024年10月現在)
こちらは2枚セットのコールマンの5度対応です

こちらは5℃対応の売れ筋、北海道のお店で見やすい商品をまとめた記事ですので一度参考にしてみてくださいね
寝袋だけ良くてもテント内に敷く「マット」をしっかり準備しないと意味がないので、それも検討くださいね
北海道の春秋は5℃対応でも寒いので「0℃」をおすすめ
「最低でも5℃対応」と書いている通り、予算が許すのであれば9月後半以降、10月も北海道の秋キャンプをされる方は、それ以上のスペック、0℃対応くらいの方が暖かく快適な睡眠環境になりますよ。
寒さの感じ方は個人差もあるので、一概に必ず0℃対応が必要とは言えませんが…..残念ながら5℃対応の寝袋でちょうど5℃の夜だと寒いものです…...できれば0℃対応くらいのものを持っていると安心ですよ。夏場はそれに入ると暑いので、入らないで「敷布団」づかいするのが良いかと思います。
12月以降は「雪中キャンプ」の世界になり、本格的に「薪ストーブ」「灯油ストーブ」など暖房器具を持ち込んでのマニアックキャンプの領域になり、0℃対応の寝袋でも全く役に立たない氷点下の夜なので本格的なダウンのシュラフ、マイナス10℃以下対応クラスが必要になってきます。
ナンガやモンベルの寝袋を使っている方が多いかなと感じます


実際の売り場が気なって、アルペンアウトドアーズ発寒の寝袋コーナーをチェックしに行ったところ、棚の7割くらいを人気のナンガ高級ダウン寝袋が占拠していました(2023年の秋の売り場)

展示もほとんどが1本の価格が3万円以上するダウンシュラフが占めていて、もうちょっと値ごろで実用的なのを探している方は、アルペンアウトドアであればコールマンコーナー、ロゴスコーナーをチェックした方が良いと思いました
高額なダウンシュラフを扱っていない大型ホームセンターへ行くのも良いですね
この記事では、雪中キャンプまではしないけど10月後半までキャンプをしたいので、それに適した暖かい寝袋を探している方におすすめの商品を紹介します
丸洗いやわらか あったかシュラフ・0
まずはロゴスの0℃対応、肌触りの良いフランネル生地を採用したあったかな封筒型。同一シュラフで連結してWサイズにすれば親子で添い寝もできますよ


使用時のサイズ:(約)幅75×長さ190cm

コールマン パーカー / C2
こちらは気温に合せてフードを取外し可能なゆったり封筒型。使用推奨温度帯は2℃です。

取り外したフードは枕になる仕様です。

こちらはコールマン公式サイトからの引用です。頭部を暖める事で快適に眠れそうですね


アドベンチャーフリーススリーピングバッグ/C0
もう1点コールマン。こちらは2個セット、連結使用OK、分割して単体2個での使用もOKです。


1年中使える寝袋:コールマン「マルチレイヤースリーピングバッグ」
スナグパック(Snug pak) マリナー スクエア ライトジップ
ロゴス、コールマンよりもちょっと価格がアップして1万円近くになりますが、イギリス発の人気ブランド「スナグパック(Snug pak)」

アルペンアウトドアーズ発寒では取り扱いがありました(2022年1月現在)
たしか秀岳荘にもあった記憶があります

快適外気温度-2℃、下限外気温度-7℃の化繊寝袋でスナグパックのなかではベストセラーのようです。ここまで紹介したロゴス、コールマンより保温性能が期待できそうなスペックです
一見、身動きのとりにくい「マミー型寝袋」にも見えますが
- 完全なマミー型ではなく、ジッパーを全開にして開いて使える
- ライトジップとレフトジップを組み合わせれば合体できる
- 化繊だから丸洗いできる
- 足元のみ開閉可能
- 首まわりを絞るドローコード、ネックバックル付き
機能的、実用的な特徴を備えた寝袋だという事が分かりました
収納サイズがコンプレッション(圧縮)バッグになっているので、コールマン、ロゴスよりも直径で約5cm程度コンパクトなのも良いですね
検討する価値のあるブランド、商品だと思います!
ネット通販で買えるノンブランド格安品
たとえばAmazonで「寝袋 冬用」検索すると、約5000件ヒットして上位におすすめされるのは、一般的なお店では見かけないノンブランド品です。
価格はマイナス15℃対応で4000円台!!!と破格なんです

友人が持っていて現物を見れる、などの環境でなければレビューを参考にするしかありませんよね?
使えるという意見もあれば、駄目だという意見もあり賛否両論。星の数で見れば約7割が4以上の評価をつけています。4000円台だから失敗しても良いと思う方、現物を見れないものに4000円出したくないと思う方…..これはご自身で判断されるしかないと思います
わたしは、現物確認できないものに4000円出すなら、現物確認できる6000円、7000円がいいかな?アウトドアで寒い思いをするのは嫌なので笑笑
スノーピークの寝袋は?
北海道の秋でも快適に過ごせそうな「0℃対応」をロゴス、コールマン、そしてスナグパックと紹介してきました。スノーピークでその温度域を探すとどんな寝袋があるのでしょう??
5℃対応の「SSシングル」は、6000円台と値ごろです

それよりも低温に耐えられる寝袋になると「一気に」価格が高くなるんです
3℃対応の「セパレートシュラフ オフトンワイド LX [下限温度3度]」は定価¥26,400(税込)(2024年1月現在)です

4人家族、4本買うと約10万円オーバー…….ちょっと現実的では無いと思いませんか???(庶民には)
まとめ
お店、ネット通販と色々見てきましたが、春と秋を楽しむ「0度対応寝袋」わたしの結論としては
- ロゴス、コールマンは良心的価格でおすすめ
- スナグパックも検討する価値のあるコスパ
- ネット通販で買えるノンブランドはトライする価値はあるような気もする(失敗覚悟で)
- スノーピークのこの温度域はセレブでないと厳しい。ここまで出すならナンガのダウンが買える
虫もいなく、焚き火して温かい食事が本当に美味しい春秋キャンプ!信頼できる寝袋、シュラフを用意して楽しんでくださいね




秋冬に必須の焚き火台のおすすめはこちらをどうぞ
寝袋、シュラフだけでなく「マット」は必ず検討してくださいね!
コットを選択される方も増えてきていますよ
コメント