初めてキャンプを始めるファミリーの8割以上?くらいが選んでいるのではと思うほど人気の「ツールームテント」その中でも2024年春も引き続き売れ筋だった2モデルが
- スノーピーク エントリーツールーム エルフィールド
- コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+
下の記事でも簡単に各モデルの特徴を書きましたが、今回は迷って困っている方のために
- 寝室とリビングスペースのサイズ
- 設営の簡単さ
- 生地、ポールなどの素材スペック
- 換気性能、遮熱性能での快適さの違い
- どこのお店で見られるか?
- 価格、お買い得に買う方法は?
皆さんが気になる最新情報(2024年6月更新)、細部を徹底的に比較してみたいと思います
もしもツールームテントではなく「ドーム型」が気になっている方は、こちらもチェックしてみてくださいね
ワンランクアップの15万オーバー(スノーピークランドロック、コールマンマスターシリーズ、ogawaアポロンなど)を検討しているかたは、こちらも御覧ください
寝室とリビングのサイズは互角な両者
まずはエルフィールドのサイズです
インナーテント(寝室部分)は横幅最大315cm☓奥行き230cm☓高さ175cm
床面が台形の形状なので、縦に寝た場合は足元が狭くなっていきます。
3人家族ならかなり広々と、4人家族でも十分なスペースでゆったりと眠れます!
4人家族といっても、お子さんがまだ小学校低学年くらいまでのご家族ならかなりゆったり、お子さんが高学年で大きくなっている家族でもオススメできる広さです。
リビングスペースは全長から寝室部分を差し引いたサイズで幅380cm☓奥行き370cmはあります。
家族4人がテーブルを囲むには十分な広さのスペースです。
次にコールマンタフスクリーン2ルームエアー/MDX+のサイズをチェックします
寝室がエルフィールドは足元部分が狭くなる台形の床の形に対して、タフスクリーン2ルームは長方形の寝室です。MDXの寝室サイズ、幅300cm☓奥行250cmの室内はエルフィールド同様にお子さんが大きくなっても心配なしです!写真のようにダブルサイズのインフレーターマットを2枚入れても隙間があります
2022年モデルチェンジした現行モデルの「タフスクリーン2ルームエアー/MDX+」はこちらになります
リビング部分は幅340cm☓奥行約300cmでエルフィールドより少し狭いですが、4人家族には十分な広さ。
リビングが更に広いのが欲しければ兄弟モデルの「タフスクリーン2ルームエアー/LDX+」(109,780円税込み)を検討してみてください。リビングの奥行が約50cm広くなります。
こちらはまだお安く買える旧モデルの在庫
現行モデルはこちらになります
サイズ比較まとめ
どちらもお子さんが大きい4人家族でも十分な広さを備えており、ほぼ互角かと思います!
設営のカンタンさも互角
この設営の方法の違いが、2モデルの大きく違うポイントになります。
エルフィールドはポールを差し込んだだけでは自立しないタイプの
「トンネル型、カマボコ型」
トンネル型、カマボコ型のテントについてはこちらも参考にどうぞ
タフスクリーン2ルームはポールを差し込んで立ち上げると自立する「ドーム型、クロスフレームのツールームテント」
このふたつのタイプのどちらが簡単か?という事への答えは個人差がありまして、トンネル型が良いという方もいれば、クロスフレームが良いという方もいるんですよ。
設営に使用するポールの本数は、
- エルフィールド:5本
- タフスクリーン2ルーム:5本
と変わりありません。
設営時間は個人差もあるので一概には言えませんが、大体どちらも20−30分程度(ロープ張り除く)かと思います。
設営の比較まとめ
どちらが簡単とは甲乙付け難いです。
どちらも20−30分で初心者の方でも無理なく設営できる構造となっていて、この2モデルより極端に簡単なモデルが他社にあるという訳ではありません。十分に簡単な部類です
動画だけで不安な方は
アルペンアウトドアーズ発寒の設営会や、イベントでの設営実演を体験してみてはいかがでしょう?
素材のスペックは長く使うのに充分
ポールはともにすべてのポールが(張り出し部分のキャノピーポールを除く)頑丈で長持ちする
アルミフレーム
価格の安いテントはアルミフレームでなく
FRP(繊維強化プラスチック)です。注意して見てくださいね。
テントの価格の違いを見極めるポイントはこの記事に詳しく書いております
生地もスノーピーク、コールマンともに
外側のフライシートは75Dポリエステルタフタ
寝室は68Dポリエステルタフタ
床面は210Dポリエステルオックスフォード
とまったく互角のスペックでした。
生地、素材による優劣はまったくありません。(Dとは「デニール」という単位。数値が大きいほど生地が厚く丈夫になります)
換気性能と遮熱性能で快適さが違う
この換気と遮熱(しゃねつ)機能でコールマンの「ダークルームテクノロジー」がスノーピークエルフィールドを上回る性能を発揮します
日光をシャットアウトする加工がされた生地「ダークルームテクノロジー」で寝室が暑くなるのを防ぎます!!
北海道でも最近の夏は暑いですよね、キャンプ場では当たり前ですがエアコンは使えませんから気温をダイレクトに感じることになります。このテントの寝室は本当に真っ暗!!遮光カーテンの部屋で寝ている感覚、
実際の外気との温度差は体感ですが10℃くらいは違いを感じられます。逆に秋に異常に寒い、という事は無いのでご安心くださいね。
ダークルームテクノロジーに加えて、寝室部分のベンチレーション(換気するメッシュの窓です)の多さもコールマンが上回ります
画像の通り、寝室部分のサイドに開閉可能なメッシュ窓があるので、日中は開けておけば室内の温度上昇を防げますよ!
あまりに暑い夜なら開けて網戸にしておけば風が通りますね!これはエルフィールドには無いメリットです。
メッシュがありません
更に、2022年モデルチェンジした現行モデル「タフスクリーン2ルームエアー/MDX+」であれば、、別売りにはなりますが換気させる電動ファン(4400円税込み)の取り付けが可能です!
もともと室内が真っ暗、日光をシャットする「ダークルームテクノロジー」のおかげで他モデルよりは涼しい事が売りの寝室。この電動ファン「リバーシブルファンベンチレーション」で強制的に換気させる事で、より速く涼しい環境を実現できるようになっています!
このファンは市販のモバイルバッテリーで動かすので、バッテリーを入れるポケットも天井部に付きました。
冷気を防ぐ「スカート」と呼ばれる地面に接する生地部分は、どちらもリビングにはありますが寝室部分には無い同じ仕様でした。秋キャンプくらいまでは行けますが、北海道の冬キャンプはオススメできません。
冬キャンプをするなら、もうワンランク上のモデルをオススメします
リアル店舗:どこに行ったら見られる??
札幌市内であれば、両ブランドに注力している
- アルペンアウトドアーズ発寒
- 秀岳荘白石店
- フィッシュランドプラスアウトドア美しが丘
まずはこの3店舗がオススメです!展示だけでなく、初心者に納得の接客をしてもらえると思います
北見市なら坂本ホーマアウトドアフロスが一番おすすめ
苫小牧ならイオンモールがベスト
旭川、帯広、釧路では
スポーツデポが分かりやすいと思います。それぞれの街のおすすめストアはこれから追記していきます
ただ同じ店舗で同時に展示品を見て比較するとなると札幌市内の大型店でなければ難しいかもしれません。事前にお店に確認してみて下さいね。
価格と比較ポイントのまとめ
コールマンの「ダークルームテクノロジー」が暑さを防ぐというポイント以外は、ほぼ互角のスペックだとあらためて思いました。
- サイズ
- 素材、スペック
- 設営の簡単さ
- 取り扱い店舗の多さ(多いほうがアフターも安心ですよね!)
に大差が無い人気の2モデルです。
定価は2024年に値下げしたスノーピークが安くなっています
スノーピーク:税込み87,780円
コールマン:税込み109,780円
ただし実勢価格はともに値下がりしていますので大差無いかもしれません
リビングサイズを大きくするためにワンサイズ大きい
「タフスクリーン2ルームハウス LDX+」を選択すれば税込み109,780円でスノーピークエルフィールドを上回る価格でまた悩みますね…….
決め手としては、
- ブランドの好み
- 本体カラーの好み
- トンネル型かクロスフレーム型か??
- 暑さを防ぐダークルームに魅力を感じるか?
この辺りのポイントをご家族でよーく話し合って決めるしか無いと思います!
タフスクリーンツールームハウスMDXプラスは店頭、ネット通販とも旧モデルをまだ見かけますので、そちらも検討の余地ありです。サイズ、基本性能はほとんど変わりないのです。
タフスクリーンツールームMDXプラス旧モデルと、2022年7月発売の現行モデルの違いはこちらの記事に詳しく書いておりますので参考に!
ダークルーム(遮光、遮熱)にこだわらなければベージュ色のモデルもありますよ
この2モデルを少しでもお得に買う方法
どちらにしても定価で10万円近い出費、高額なお買い物ですから少しでも安くお得に買うチャンスがあれば知りたいですよね!お店のセール、ネット通販の価格変動は不定期なのでよくチェックしてみてください。
秀岳荘のLINEクーポン10%オフセール
以前はGWと10月の年2回、全品10%オフセールを開催していました。高額品の10%は大きいので大混雑するインパクトあるセールでした。
ただ2020年、2021年はコロナ対策で密を避けるために「LINEクーポン」をお友達登録している会員向けに配布する形に変わっています。(2022年から春秋の秀岳荘セールも復活しました)
タフスクリーンツールームもエルフィールドも10%引きだと1万円近く変わりますので是非登録をオススメします
アルペンアウトドアーズ発寒の10%ポイント還元セール
こちらも不定期ではありますが、キャンプ用品やコールマン商品とその時によって対象商品が変わる
「10%ポイント還元セール」
をちょくちょく実施します。値引きにはなりませんが、実質10%分の店内で使用できるポイントが入れば、それを寝袋やマットなど購入必須のモノに当てられるので値引き同様ですね。
スポーツオーソリティメンバーズ割引
こちらは不定期ではなく、会員にさえなってしまえば毎月の20日、30日感謝デーは10%オフです。
すぐに欲しい時はネット通販で
コールマンのタフスクリーンツールームハウスMDXプラス、LDXプラスどちらも楽天、Amazonでの販売が見られます。
エルフィールドはネット通販で安くなることはありませんでしたが、2024年1月現在ではかなり値下がりしています。
楽天、Amazonもありですね!
テントと合わせて「マット」も検討しましょう
寝室といっても薄い生地一枚の床面、必ずマットを敷かないと良いテントを買っても快適なキャンプは出来ません
タフスクリーンツールームに合わせたマットはこちらの記事を
エルフィールドを選んだ方はこちらの記事を参考に
最後までお読み頂きありがとうございました!
まだこの2モデルに絞りきれていない方は、ゆっくりと自分たちに合うテントを検討してみてくださいね
まったくゼロ、初めからキャンプ用品を買う順番はこちらをどうぞ
コメント