キャンプデビューの初めてのテント、迷いますよね!!いろいろとお店で見て、ネットの口コミを見て悩んだ結果
「うちはツールームテントにしようか」
と絞った方に、2024年モデル(2024年10月現在)の中から、いま北海道だけでなく、全国的にも売れていると思われる価格帯から紹介しますね!
定価約10万円の各社人気モデルは初心者のスタートに最適です
「テントだけで10万円かぁ、結構かかるなぁ……」
と思われるかもしれません、予算的に厳しければワンランク下の価格帯から選んでみてください。
ワンランク下、50000円前後の代表格:コールマンラウンドスクリーンツールーム
最初に大きな出費にはなりますが、この定価10万円クラスには価格に見合った価値があります。
特にテント選びはキャンプのメインになる「家」選び、ここにケチるとキャンプそのものを楽しめなく恐れもあるのでケチらないことをオススメします!
キャンプ用品選び、どこにお金をかけるべきか???を説明した記事も読んでみてください
テントは、1年に何回使うか?という使用回数にもよりますが、5−6年くらいは全然問題なく使えます。生地の撥水力の低下や色あせはしてきますが、雨漏りするほどダメになるまでには今のテントは相当使い込まないと劣化しませんのでご安心を(1万円しないような激安テントは長持ちしないですけど…..)
テントの耐用年数についてはこちらの記事を読んでみてください
家族4人で温泉ホテル行ったら、1泊で4-5万かかりますよね??
10万円のテント買って、1年3泊☓6年=18泊したら、1泊家族全員で約5000円強ですよ!!
そう考えるとコスパの良い遊びだと思うんですけど…..いかがでしょう?
人気のツールームおすすめ1品目はこちら
スノーピーク(snow peak) エントリー2ルーム エルフィールド
希望小売価格は87,780円税込み(2024年10月現在)
商品説明
●4本のフレームと、天井部分のリッジポール合計5本で設営できるシンプルな構造
●本体を支えるアーチ型のフレームは挿入する場所ごとに合わせて色分けされているので、初めてでもスムーズに設営が可能
●吊り下げ式のインナールーム(寝室です)なので、デイキャンプでは取り外して大きなスクリーンタープとしても使えます
●シールドルーフ(天井部分のもう1枚の幕です)標準装備。これがあることで室内の結露を防げます
●リビングスペース部分にはスカート(地面部分の幕)が備わっていて、外気の侵入を遮断します。春、秋の少し寒い夜も安心
●大判のメッシュパネルを備えており室内換気も十分。
上図がメーカーのサイズ画像です。
寝室になる「インナーテント」(図の色が濃くなっている部分)は横幅315cm、奥行きが230cm。
これだけあれば3人家族ならかなり広々と、4人家族でも十分なスペースでゆったりと眠れます!
4人家族といっても、お子さんがまだ小学校低学年くらいまでのご家族ならかなりゆったり、お子さんが高学年で大きくなっている家族でもオススメできる広さです。
リビングスペースは全長から寝室部分を差し引いたサイズで奥行きが370cm☓幅380cmはあります。家族4人がテーブルを囲むには十分な広さのスペースです。
札幌市内のオススメ店舗は
- スノーピークストア サッポロファクトリー(直営店)
- アルペンアウトドア発寒
- 秀岳荘白石店
- コルソ札幌
- ヨドバシカメラ札幌
なら現物を見ながらスノーピーク専任スタッフに商品説明してもらえると思います。ただ展示は時期によって変わるのでお店に行く前に確認した方が良いですね。
設営にどれくらいかかるか?気になるところだと思います。
これはもちろん個人差がありますが、大人ふたりで初めてでも20−30分あれば可能だと思います。
これに対抗するモデルはコールマンのこちら
コールマンタフスクリーン2ルームエアー/MDX+
109,780円税込み定価(2024年10月現在)
1品目に紹介したエルフィールドとの比較で説明していきますね
●まず大きな違いは日光をシャットアウトする生地の加工をしてある「ダークルームテクノロジー」で寝室が暑くなるのを防ぎます!!
北海道でも最近の夏は暑いですよね、キャンプ場では当たり前ですがエアコンは使えませんから気温をダイレクトに感じることになります。このテントの寝室は本当に真っ暗!!
遮光カーテンの部屋で寝ている感覚、実際の外気との温度差は体感ですが10℃くらいは違いを感じられます。
●エルフィールドとは設営する構造も違います。エルフィールドは「カマボコ型」「トンネル型」と言われる構造ですが、こちらは一般的なドーム型テントに多いポールが天井部分でクロスする構造です。こちらもメインとなるポールは4本で設営します。詳しくはyoutubeの動画参照ください。
1サイズ大きいLDXの動画ですが構造はまったく同じです
●エルフィールドに勝っていると思われる部分はダークルームテクノロジーに加えて、寝室部分のベンチレーション(換気するメッシュの窓です)の多さです。
画像の通り、寝室部分のサイドに開閉可能なメッシュ窓があるので、日中は開けておけば室内の温度上昇を防げますよ!
あまりに暑い夜なら開けて網戸にしておけば風が通りますね!これはエルフィールドには無いメリットです。
●寝室がエルフィールドは足元部分が狭くなる台形の床の形に対して、タフスクリーン2ルームは長方形の寝室です。幅300cm☓奥行250cmはエルフィールド同様にお子さんが大きくなっても心配なしです!
●リビング部分は幅340cm☓奥行約300cmでエルフィールドより狭いですが、十分な広さ。
リビングが広いのが欲しければ兄弟モデルの「タフスクリーン2ルームエアー/LDX+」(119,900円税込み)を検討してみてください。リビングの奥行約60cm広くなります。
●吊り下げインナーはエルフィールドと同様なので、こちらも大型スクリーンタープとして使用可能
●このモデルも現物展示を見ながら接客を受けるなら、スノーピーク同様に
- アルペンアウトドアーズ発寒店
- 秀岳荘白石店
がオススメ。コールマンならフィッシュランドプラス美しが丘、環状通のDCMアウトドア元町、もオススメです
注)2022年7月からタフスクリーン2ルームエアー/MDX+にマイナーチェンジしています
2022年7月以降モデルでもサイズ、基本仕様は変わりありませんが、いくつか変更点があります。
ぜひ合わせてこちらの記事も目を通してみてください
まとめ:定価10万円前後のツールームはスノーピークとコールマンの2択!
●安心のスペック、設営簡単でキャンプデビューするなら最もオススメは今はこの2択
●安心のスペックの理由は「アルミフレーム」を使っていること。安いテントは「FRP(繊維強化プラスチック」のフレームなんです。強度(強風のときの折れにくさ)が断然違いますよ!
●生地素材も家族でキャンプするのには十分な耐水性と遮光性(暑くなりにくい、コールマンのダークルームテクノロジーは別格!)
●お子さんが大きい4人家族でも寝室、リビングとも余裕たっぷりで快適!
●お子さん3人の5人以上の家族の場合は……誰かひとり別のテント買うか、リビング部分にベッド(コット)置いて寝たほうがいいかな……寝室は4人が丁度いいと思いますね
もう1社、メジャーなメーカー「ロゴス」も、この価格帯をチェックしました
Tradcanvas PANELドゥーブルXL
希望小売価格110,000円税込み(2023年10月現在)
今っぽいカラーでカッコいいツールームテントの新商品がありました!
ただ、オススメ2モデルと比べると
●寝室が270cm☓270cmと狭い。お子さん大きい4人家族には勧められない
●リビング部分も奥行250cmくらいでしょうか、それほど広くないです
●寝室部分のメッシュのベンチレーションは天井のみなので換気も劣るかな….
あまりスノーピーク、コールマンの同価格帯と比べて勝るところが見つけられなかったです。
カラーが好き、ロゴスがほしい!という方以外は選択肢から外したほうが良いかなと思いました。
最後にもう一度!ツールームテントに予算10万前後までOKな方は
スノーピーク エルフィールド
コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+
この2モデルは間違いないです!!!
こちらの記事ではさらに徹底比較していますので参考にしてください
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