ファミリーキャンパーに安定した人気の「コールマン」ブランドで2021年シーズンから2024年シーズンにかけて、いちばん売れているツールームテントはタフスクリーンツールームハウスMDXプラスとLDXプラスのようです(2022年夏より後継モデル「エアーツールーム」にモデルチェンジ)
2022年7月からは、一部マイナーチェンジした新商品「タフスクリーン2ルームエアー/MDX+エアー」を扱っているお店も増えています
ただ、もうちょっとだけ奮発、贅沢してワンランク上のコールマンマスターシリーズ「コールマン4Sワイド2ルームカーブ」にしようかな??と迷っていらっしゃる方もいるかなと思い、この比較記事を書きました
今回はタフスクリーンツールームエアーMDXプラス、LDXプラスにするか?マスターシリーズカーブにするか?迷って困っている方向けに
- 寝室とリビングスペースのサイズ
- 設営の簡単さ
- 生地、ポールなどの素材スペック
- 換気性能、遮熱性能での快適さの違い
- 北海道のどこのお店で見られるか?
- 価格、お買い得に買う方法は?
皆さんが気になる最新情報(2024年10月更新)、細部を徹底的に比較してみたいと思いますよ
寝室とリビングのサイズは、ほとんど互角です
カーブは3人から4人で使うのに丁度良いサイズ
全体のサイズは画像の通り6.5m☓3.5m(張り綱を含む) 車を横付けするオートキャンプサイトに丁度よいサイズ感のツールームテントです
寝室(インナーテント)は約300×225×185(h)cmです。
大人2人、お子さん2人の4人家族までは十分なスペースですよ。
3人家族ならかなりゆったりと使えます。
リビング部分は約350×350×200(h)cm
画像はチェアが2脚ですが、4脚置いて丁度良いスペースです
タフスクリーン2ルームエアー/MDX+もファミリーに最適なサイズ
寝室がカーブは足元部分が狭くなる台形の床の形に対して、タフスクリーン2ルームは長方形の寝室です。幅300cm☓奥行250cmの室内はカーブ同様にお子さんが大きくなっても心配なしです!写真のようにダブルサイズのインフレーターマットを2枚入れても隙間があります
リビング部分は幅340cm☓奥行約300cmでカーブの約350×350×200(h)cmに比べると少しだけ狭いですが十分な広さです。
画像のようにテーブルと大人4人のチェアを置くのにゆとりある丁度良いサイズ
リビングが広いのが欲しければ兄弟モデルの「タフスクリーン2ルームエアー/LDX+」(定価109,780円税込み)を検討してみてください。リビングの奥行が約50cm広くなります。
こちらはまだ在庫がある旧モデル
サイズ比較まとめ
カーブでもタフスクリーンツールームハウスMDXプラスでも、どちらもお子さんが大きい4人家族でも十分な広さを備えており、ほぼ互角かと思います!
設営はタフスクリーンツールームハウスの方が楽です!
この設営の方法、簡単さがカーブとタフスクリーンツールームハウスの大きく違うポイントになります。
タフスクリーン2ルームはポールを差し込んで立ち上げると自立する「ドーム型、クロスフレームのツールームテント」いちばんシンプルで簡単に設営できる構造です
まったく同じ構造の「LDX+」の画像、動画を貼ります
テントの設営方法「タフスクリーン2ルームハウス/LDX+」| コールマン公式動画:8分
カーブの実物をお店で見て、いちばん心配されるのが
「初心者の自分たちにたてられるの??1時間以上かかっちゃうかな??」という不安
結論を言いますと、タフスクリーンツールームハウスよりは手間ではありますが、初めてのご家族でもポールを決まった場所へ差し込んで立ち上げ、形にするまでに20−30分くらい。
ペグ、ロープをがっちりセットして悪天候で無ければ、40−50分あれば出来るかと思います。
公式の動画を一度御覧ください
設営できなくて諦めた人は聞いた事がありませんけど、タフスクリーンツールームハウスの構造に比べると複雑です。ポールの本数も少し多くなりますし、難しさは感じると思います。
お店で接客を受けたり、設営の体験をしてみても自信が持てなければ無理せずに簡単なタフスクリーンツールームハウスを選ぶのが良いと思います
素材のスペックはカーブが上回ります!
ポールはともにすべて頑丈で長持ちする
アルミフレーム
価格の安いテントはアルミフレームでなくFRP(繊維強化プラスチック)ですが、カーブもタフスクリーンツールームハウスも安心の素材です。ただタフスクリーンツールームハウスMDXプラスがメインのフレームが4本で支えるシンプルな構造に対して、カーブは少し設営が手間ではあるものの耐風性能に優れた頑丈な構造です
同じアルミでもカーブの方が1番太いポールは19mm、タフスクリーンは16mmでカーブの方が強度が上です
フライシートの生地もカーブは210デニール(デニール数が大きいほど糸が重く頑丈)、タフスクリーンツールームは75デニール、カーブの方が厚手の生地となります。
このカーブの厚手の生地のメリットは、夏は暑さを軽減して、冬は冷気を防いでくれる事です
タフスクリーンツールームハウスMDXプラスは「ダークルームテクノロジー」の夏の日光ブロックが一番の売りなので夏の暑さの軽減はカーブに勝ります
ただし、秋冬の冷気をシャットしてくれる素材では無いので、より長い季節をキャンプで楽しむならカーブの方がオススメといえます。
特に冬キャンプに行くかもと考えている方は、絶対にタフスクリーンツールームよりカーブです
機能性もワンランク上のカーブが快適です
カーブにあって、タフスクリーンツールームハウスMDXプラスに無い機能をあげます
室内に明るい光を取り入れる「クリアルーフ」になっていることも値ごろなモデルには無い大きな特徴。日中室内にいても太陽の光が降り注ぎます。
中:ハーフオープンで遮光+換気
下:フルクローズで遮光+寒冷時期などに
太陽の光を入れすぎると暑い夏は、閉め切って温度上昇を抑えることも可能です。
メッシュになっているので室内の換気に役たちます。
カーブの寝室のサイド部分の生地は通気性が良い「コットン」が混紡された生地の寝室なので、サラッとして蒸れずに室内が快適です。
カーブは秋冬は寒さを防ぐ接地面からの外気の侵入を防ぐ「スカート」が全面にあるので秋冬キャンプでも安心です。タフスクリーンツールームハウスは寝室側にはスカートはありません
スペック比較と機能性のまとめ
価格がワンランク上のカーブがタフスクリーンツールームハウスにスペック、機能性とも勝ります。
ただし夏の暑さを防ぐタフスクリーンツールームハウスMDXプラスの「ダークルームテクノロジー」(ほんとうに寝室真っ暗です)機能は夏休みだけキャンプに行こう!という方には魅力的です。
冷気を防ぐスカート、厚手の生地などオールシーズン楽しむなら間違いなくカーブがオススメです。
耐風性能、メッシュ窓の多さによる換気性能もタフスクリーンツールームハウスを上回るツールームテントです
ただし、設営の手間だけはタフスクリーンツールームハウスよりカーブの方が面倒になるので気をつけて
リアル店舗:どこに行ったら見られる??
札幌市内であれば、コールマンコーナーが設置してありマスターシリーズ扱い店舗の
- アルペンアウトドアーズ発寒
- 秀岳荘白石店
- フィッシュランドプラス美しが丘
この3店舗がオススメです!展示だけでなく、初心者に納得の接客をしてもらえると思います
北見市なら坂本ホーマアウトドアフロスが一番おすすめ、次にスポーツデポ
苫小牧ならイオンモールのスポーツオーソリティがベスト
旭川、帯広、釧路では
スポーツデポが分かりやすいと思います。それぞれの街のおすすめストアはこれから追記していきます
価格と比較ポイントのまとめ
サイズは近しい2モデルですが、タフスクリーンツールームハウスMDXプラスの「ダークルームテクノロジー」が暑さを防ぐというポイント以外は、やはりワンランク上のマスターシリーズカーブが全てにおいて上回っています
- サイズ:ほぼ同様。リビングはカーブが少しだけ広い
- 素材、スペック:カーブが上です
- 設営の簡単さ:タフスクリーンツールームハウスの方が簡単!
定価での価格の差は24,620円カーブが上です
カーブ:税込み134,400円
タフスクリーン2ルームエアー/MDX+:税込み109,780円
決め手としては、
- 本体カラーの好み
- 設営の簡単さ:スペックよりも簡単さを重視してタフスクリーンツールームハウスにする?
- 暑さを防ぐダークルームに魅力を感じるか?オールシーズン行くためカーブか??
- 24,620円上乗せして得られるカーブのメリット「頑丈さ、オールシーズン」に魅力的を感じるか?
この辺りのポイントをご家族でよーく話し合って決めるしか無いと思います!
2022年7月からは、タフスクリーン2ルームハウスは「エアー」という新商品にモデルチェンジしています。サイズ、生地やポール素材の仕様など基本性能はまったく同じですが、数点変更ポイントがありますので、こちらの記事も是非参考にご覧ください
コメント