徹底比較:新商品タフ2ルーム3025とエアー/MDX+

テント

初めてキャンプを始める方から、買い替えの方まで幅広い層に支持されているコールマンの定番ツールームテントが「タフスクリーン2ルームハウス」シリーズです。

この記事では2024年モデルのタフ2ルーム3025、タフ2ルームDX/3025と定番人気モデル「ダークルーム」タフスクリーン2ルームエアー/MDX+の違いと、どちらを買うべきか?を書いていきます

いま買えるコールマンタフスクリーン2ルームの種類

現在北海道の店頭、ネット通販で買える一般的な現行モデルとしては

①タフスクリーン2ルームエアー/MDX+とLDX+「ダークルーム」と呼ばれる2モデル

②ベージュカラーで「ルーフフライシート」と寝室部分のメッシュ窓が無い、今は最安のエントリーモデル「タフスクリーン2ルームハウスMDX」 2024年カタログ掲載なし、2023年までのモデル

③2023年モデルのタフスクリーン2ルームTX/MDX(テックス/エムディーエックス)、これは売り切れの店が多くなりました

④今回紹介する2024年モデルのタフ2ルーム/3025(グレージュ)とタフ2ルームDX/3025(グレージュ)

タフ2ルーム3025
タフ2ルームDX/3025

わたしが店頭で見る限りではこんな感じで合っているかなと思います(2024年10月)

新商品タフスクリーン2ルーム3025、タフ2ルームDX/3025の特徴は何か?

アルペンアウトドアーズ発寒

アルペンアウトドアーズ発寒に展示してあった「タフ2ルーム3025」をチェックしてきました

基本的な仕様である

寝室、リビングのサイズ、ポールの素材、設営方法などは他のタフ2ルームシリーズのモデルと同等でした。

カラーリングが今までと違う「グレージュ」カラーということが最大の特徴でしょうか。

タフ2ルーム3025 の基本スペック

●定員: 4~5人用 
●使用サイズ: 約590×320×205(h)cm
●収納時サイズ: 約φ34×74cm
●重量: 約16g
●耐水圧: フライ/約2,000mm、フロア/約2,000mm

1ランク上のモデル「タフ2ルームDX/3025」はすきま風や虫の進入をシャットアウトするフルスカートを装備します

他のタフスクリーンツールームで寝室部分には冷気を防いでくれる「スカート」の装備があるのは「TX/MDX」のみで、他のモデルは寒さ対策よりも、暑さ対策、涼しさを優先しています。ですから早春や秋冬キャンプには不向きでしたが、このタフ2ルームDX/3025なら秋冬も使えますね。

「タフ2ルームDX/3025」はメインクロスフレームに、フロントフレームを追加してリビングスペースの居住性アップ。屋根の上のもう1枚の生地であるルーフフライシート(これがあると結露しにくくなります!)も標準装備になります

タフ2ルームDX/3025の基本スペック

●定員: 4~5人用
●使用サイズ: 約640×320×205(h)cm *全長が50cmタフ2ルーム3025より長い
●収納時サイズ: 約φ32×74cm
●重量: 約18kg
●耐水圧: フライ/約2,000mm、フロア/約2,000mm、ルーフ/約2,000mm

タフスクリーン2ルームエアー/MDX+と変わらない仕様は?

まずはタフ2ルーム3025の仕様、特徴を紹介しましたが、次はエアー/MDX+と変わらないところを説明します

寝室サイズが同じ

寝室は同じ床面サイズ、300cm☓250cmです。画像の通り、ダブルサイズのマット(左端)、シングルマット、折り畳みコット(右端)が入っていて4人がゆったり横になれます。

アルペンアウトドアーズの展示

リビングの広さも同じ

リビングは、エアーMDX+とタフ2ルーム3025は横幅320cm、奥行き約290cmでほぼ同じです。

画像のようにテーブル1枚と椅子2脚では余裕がありすぎるスペースです。

入口から寝室側を撮影

タフ2ルーム3025/DXのリビングは約60cm奥行きがスペースアップ、これはワンサイズ大きいエアーLDX+とほぼ同等です。

コールマン公式より

フレーム構造がほぼ同じなので設営の簡単さも変わりなし

タフスクリーン2ルーム、タフ2ルームは、どのタイプもポールを差し込んで立ち上げると自立する「ドーム型、クロスフレームのツールームテント」です。

ポールをセットすると自立してくれます
テントの設営方法「タフスクリーン2ルームハウス/LDX+」| コールマン

設営に使用するポールの本数は、全部で5本(タフ2ルームDX/3025のみ6本)と変わりありません。

設営時間は個人差もあるので一概には言えませんが、大体20−30分程度(ロープ張り除く)かと思います。

動画だけで不安な方は

アルペンアウトドアーズ発寒の設営会や、イベントでの設営実演を体験してみてはいかがでしょう?

ポールは安心のアルミ素材です

ポールはともにすべてのポールが(張り出し部分のキャノピーポールを除く)頑丈で長持ちする

アルミフレーム

価格の安いテントはアルミフレームでなく

FRP(繊維強化プラスチック)です。注意して見てくださいね。

テントの価格の違いを見極めるポイントはこの記事に詳しく書いております

結露を軽減するルーフフライ

画像はTX/MDXです

付属のルーフフライをかけることで、フライシート内の結露を軽減することができます。 日差しの強い日にはルーフフライを使用することで温度上昇を抑えてくれます。

この仕様もエアーMDXもタフ2ルームDX/3025が共通ですが、タフ2ルーム3025は装備していませんのでご注意ください

タフスクリーン2ルームエアー/MDX+の方が良いところ

夏休みのキャンプしか考えていない!という方ならエアー/MDX+を選ばれるのはアリだと思いますよ

真っ暗な寝室のダークルームテクノロジー

換気性能と遮熱性能で真夏の快適さが違う

この換気と遮熱(しゃねつ)機能「ダークルームテクノロジー」がタフ2ルーム3025を上回る性能を発揮します

日光をシャットアウトする加工がされた生地「ダークルームテクノロジー」で寝室が暑くなるのを防ぎます!!
北海道でも最近の夏は暑いですよね、キャンプ場では当たり前ですがエアコンは使えませんから気温をダイレクトに感じることになります。このテントの寝室は本当に真っ暗!!遮光カーテンの部屋で寝ている感覚、

実際の外気との温度差は体感ですが10℃くらいは違いを感じられます。逆に秋に異常に寒い、という事は無いのでご安心くださいね。

ダークルームテクノロジーに加えて、寝室部分のベンチレーション(換気するメッシュの窓です)の多さもエアーMDXが上回ります

寝室のサイドに大きなメッシュ窓を装備しています

画像の通り、寝室部分のサイドに開閉可能なメッシュ窓があるので、日中は開けておけば室内の温度上昇を防げますよ!
あまりに暑い夜なら開けて網戸にしておけば風が通りますね!これはタフ2ルーム3025には無いメリットです。

リアル店舗:どこに行ったら見られる??

札幌市内であれば、コールマンに注力している

  1. アルペンアウトドアーズ発寒
  2. 秀岳荘白石店
  3. フィッシュランドプラス美しが丘

まずはこの3店舗がオススメです!展示だけでなく、初心者に納得の接客をしてもらえると思います

北見市なら坂本ホーマアウトドアフロスが一番おすすめです

苫小牧ならイオンモールがベスト

旭川、帯広、釧路では

スポーツデポが分かりやすいと思います。それぞれの街のおすすめストアは随時更新しています

価格と比較ポイントのまとめ

「ダークルームテクノロジー」が暑さを防ぐというポイントは、エアー/MDX+が有利

フルスカートで冷気をシャットして春から秋までオールシーズン対応のタフ2ルームDX/3025

特徴は少ないものの値頃なエントリーツールーム、タフ2ルーム3025

どの季節のキャンプに重きを置くか?

カラーリングがどちらが好きか?

選択ポイントはこの2点のみです

  1. サイズ
  2. 素材、スペック
  3. 設営の簡単さ
  4. 取り扱い店舗の多さ(多いほうがアフターも安心ですよね!)

は、ほぼまったく同じです。

メーカー希望小売価格(税込み)は

エアー/LDX+:¥119,900

エアー/MDX+:¥109,780

タフ2ルームDX/3025:¥98,780

タフ2ルーム3025:¥79,750

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フルスカート、ダークルーム(遮光、遮熱)、ルーフフライ生地の有無、寝室メッシュ窓無しにこだわらなければ2023年までのベージュ色のモデルもありますよ

5万前後で買えてお買得感があります

テントと合わせて「マット」も検討しましょう

寝室といっても薄い生地一枚の床面、必ずマットを敷かないと良いテントを買っても快適なキャンプは出来ません

タフスクリーンツールーム、タフ2ルームに合わせたマットはこちらの記事を

最後までお読み頂きありがとうございました!

まだ購入したいテントを絞りきれていない方は、ゆっくりと自分たちに合うテントを検討してみてくださいね

まったくゼロ、初めからキャンプ用品を買う順番はこちらをどうぞ

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