オープンタープ、ヘキサタープではなく
虫が入ってこないようにメッシュがついていて、雨の日はフルクローズして安心のスクリーンを選択した方も多いと思います!
テントに合わせたカラーリングのスクリーンタープを連結して使うのが、6-7年前(2023年11月更新)の王道スタイルでした
スクリーンタープは数年前までの王道ファミリーキャンプスタイル
うちの夫の話では、6-7年前に販売の応援で売り場の手伝いをしていた時は
お客「このテントには、どのスクリーンタープを連結できるのか???」
夫「はい、このモデルのこの前室の部分に、このスクリーンの連結カバーをかけまして…..」
お客「自分がいま持っているテントには、どれがつながるのか??」
夫「いや、まずはお客さんの持っているテントを教えて頂かないと、どれが合うかは……苦笑」
こんなやりとりを1日中していたそうですが。
いま(2023年11月現在)店頭でのテントの接客は
ツールームテント9割 vs 他のスタイル1割
に変わってしまったそうです。
ただ、時代遅れスタイルという訳では無いですよ!
別に流行に乗って9割の方に入らなくてもいいじゃないですか!
寝室、リビングともツールームテントを上回るスペースづくりが可能なメリットがありますから!
ただし、上の画像の組み合わせを実際に買うと、
コールマンで9万オーバー、スノーピークのこのエントリーパックTSは税込み定価13万オーバーとなり、テントとタープで結構な予算になるんですよ。(コールマンでは現在テント&スクリーンのセットはありません)
スノーピーク メッシュシェルター
リビングのサイズは390×400×高さ220cm、6人くらいはいける広さです。
- 安心のアルミフレームにテフロン加工撥水
- 初心者にはやさしいフレーム本数の少なさで設営も簡単です。
- ルーフフライシートが付いているのはいいですね!
ルーフフライシートとは、本体の幕の上にもう1枚かぶせている幕なんですが、これがある事で
- 日光を遮熱してより涼しく
- 結露を軽減できる
ふたつの効果があります!特に朝晩冷える秋冬は結露がひどいので、ルーフフライがあると違いますよ!
夏は全面メッシュにして虫を防ぎながらも涼しく
寒い時や雨の日はフルクローズして使用
これ1張りで良いクラスのツールームテントが買える価格ですが、価格に見合った価値はしっかりとある商品だと思います。
スノーピーク エントリーパック TS
いま紹介したメッシュシェルターを検討している方で、スノーピークのテントを合わせるなら
アメニティドームM(税込み定価52,800)とセットになった、コチラのほうが別々に買うよりも安くなりますので、絶対にセットを買いましょう!
コールマン タフスクリーンタープ/400
リビングのサイズは約400×360×210(h)こちらも6人くらいはいける広さです。
- 安心のアルミフレーム
- 初心者にはやさしいフレーム本数の少なさとフレームごとに色分けで設営も簡単です。
- ルーフフライシートはありません
- 連結した時に濡れないでテントと行き来できるカバーが付いてます
ルーフフライはありませんが、スノーピークのメッシュシェルターに比べてなんと4万円も安い!!!!
ルーフフライ1枚だけでここまでの価格差は出ないので、コスパ抜群です。
生地のスペックもほとんど変わりませんよ(耐水圧2000mm、75Dという糸の太さも同じ)。
アルミフレームのタフワイドドームに合わせてもなんとか10万円は下回れそうです。
コールマン スクリーンキャノピージョイントタープ
スノーピークもコールマンもいいけど、テントとスクリーンで10万近いのは予算オーバーだなぁ….という方はコレをご検討してはいかがでしょう??
タフスクリーンタープと比較して定価では22,000円差があるこのモデル
- ポールがFRPとスチールなので強風時に不安
- 6人は厳しいけど4人家族なら大丈夫な約320×340×215(h)cmのサイズ
- 生地の耐水圧はタフスクリーンタープ同様です
これは友人が持っているので実際に何度もフィールドで見ています。
もちろんファミリーキャンプには十分な仕様です。ただ強風悪天候のときは、しっかりとした設営(ロープをさぼらずに張る、タープ自体しっかりと張ってガッチリとペグを打ち込む)をしていないと結構グラグラ揺れますから….
このモデルと、2万円前後で買えるコールマンBCクロスドーム270を組み合わせれば
夏のセール時期なんかに探すと4万円前後でテントとスクリーンを買うことも以前は出来ましたよ!
楽天、amazonも安いですが、
- ジョイフルエーケー
- イオン
- ドン・キホーテ
あたりのチラシ特売が狙い目だと思います。過去の特売時はお店によっては展示が出ていて実物を見られる機会もありました
スノーピーク、コールマン以外は初心者が買うべきスクリーンは現在見当たりません
ここまで断言しても良いのかと思いましたが……オススメできるモノが見つからないんです
ツールームテント人気に押されて、需要が減っている分類なので積極的にメーカーが商品投入していないんでしょうね、ロゴスの公式でも調べましたが、2023年のラインナップにスクリーンタープ自体が無いのではないでしょうか?
すべてのメーカーをチェックするのは大変なので、ネット通販アウトドア専門大手の
ナチュラムさんで「タープ」で検索してみましたが
ogawa(小川キャンパル) ドームシェルターラナ ブラウン×サンド×レッド 3353価格:82,500円 (2021/2/13 20:22時点) 感想(0件) |
品質は素晴らしいogawaですが、あえてこれを初めてのキャンプで選択する理由もなく
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ラニーメッシュタープテント M-8717価格:18,779円 (2021/2/13 20:24時点) 感想(0件) |
このキャプテンスタッグのメッシュタープは、
家族でゆったりと使えそうな写真に見えて、価格も2万円切ってて「お!」と思いそうですが、
初めての方はこの形状のメッシュタープは絶対にやめた方がいいと思いますよ!
- 設営しずらい
- きちんと設営できていないと風に本当に弱い
- 更にこのモデルはフルクローズでも無いので
価格に見合った価値が見当たらないです
まとめ
スノーピークとコールマンに肩入れするつもりは無いのですが、このスクリーンタープ、シェルターという分類に限るとオススメモデルは限られています。
いまはツールームテントのほとんどが吊り下げ式インナーでスクリーンタープとしても使える仕様になってしまい、スクリーンタープ単体購入を選択するお客様自体が減っており仕方ない事ですね。
ツールームテントのリビングスペースで物足りない方は、この記事を参考にしてスノーピーク、コールマンのスクリーンとドーム型テントの組み合わせを検討してみてはいかがでしょうか?
あらためてテントを検討される方は、もう一度こちらを参考にどうぞ
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