2万円前後のテントならコールマンかキャンパーズコレクション

テント

いま流行りのツールームテントではなく、ドーム型テントを選んだ方へ価格帯別にどんなモデルがあって、それぞれの良いところ、悪いところを紹介したいと思います。まずは、正直なところ余りオススメとは言い難い最安クラスから書いてみます

2万円前後クラスは店頭で展示を見つけにくい

最近はどの店も「ツールームテント」の展示ばかりなので、この2万円前後クラスのファミリー向けとしては最安のドーム型はお店で展示されているのを実際に見たことが無いモデルが多くて、ネットでのスペックからの意見になりますのでお許しください

コールマンが展開するテント「 BCクロスドーム270」を徹底紹介!最安で初心者におすすめの理由とは | キャンプ・アウトドア情報メディアhinata
コールマン BCクロスドーム

どこの店舗もメーカー各社のイチオシのツールームを展示するだけで場所が目一杯で、お値頃2万円以下のテントって店で展示品を見つけにくいものです。

秀岳荘白石店では、このクラスは取り扱い自体が無いはずです。お客さんにおすすめ出来ないというこだわりだと店員さんに接客を受けた覚えがあります。

このクラスを北海道の店頭で置いてあるのは、

  1. DCMホーマック
  2. ジョイフルエーケー
  3. ドン・キホーテ
  4. イオン
  5. トライアル
  6. コメリパワー

道内各地にチェーンを持つホームセンターやディスカウントであれば何かしら在庫はあると思います。

2万円クラスの基本スペック

このクラスのスペックは共通して

  1. ポールはFRP(繊維強化プラスチック)です。強度はアルミに劣る
  2. 寝室部分(インナーテント)サイズは床面幅270×奥行270×高さ150-170cm以内です
  3. 270cmサイズなので、3人家族ならOK、4人でお子さん大きいと狭い
  4. メーカー表記で「5−6人用」と書いてますが、4人で精一杯と思って間違いないでしょう
  5. 生地の「耐水圧」は1000mmのものも、よほどのゲリラ豪雨でなければ大丈夫かな?

5−6人用と書くのはウソではなくて、日本の成人男性の平均体型(170cm☓横幅55?だったかな)のサイズの長方形を床面に何人分置けるか、というようなサイズ測定があるらしい(定かでなくてすみません)んですよ。それに沿って人数表記するメーカーと、快適に使用できる人数表記するメーカーによって、同じテントサイズでも使用可能人数表記はメーカーによって違うので気をつけてくださいね!

寝室のサイズを表記しないで、テント全体の大きさを「テントサイズ300☓400☓高さ200cm」といったように、いかにも広いテントと見せるような表記もあります。

快適に過ごすのために大切なのは、寝室部分(インナーテント)のサイズですチェックする際には間違えないようにしましょうね

2万円以内でどんなモデルが買えるでしょう?

キャンパーズコレクション プロモキャノピーテント CPR-5UV

キャンパーズコレクション
¥10,009 (2024/04/21 16:39時点 | Amazon調べ)

北海道内の店頭では、なかなか実物を見ることのできない「キャンパーズコレクション」、アウトドア専門メーカーではなく、家電や家具などなど様々な商品を扱っている

株式会社 山善

山善の商品情報サイト | YAMAZEN BOOK
株式会社山善が手がける、YAMAZENの扇風機や暖房機器等の商品情報・取扱説明書・お問い合わせ・カタログ等を掲載しているサポートサイト

という会社が生産、販売しています。

ホームセンター中心に低価格帯のアウトドア用品を幅広く提案しています。

この商品は楽天でもランキング入りした事もあって、人気があるんですね!

確かにこの価格で家族でキャンプに使えるテントが買えるとなると魅力的です。

簡単にポイントをまとめると

  • 寝室サイズは幅270×奥行270×高さ160cm、お子さんの小さい4人家族まで余裕の広さ
  • ポールはFRPです
  • 寝室の前に「前室」「キャノピー」と呼ばれる広めの張り出しがあって、荷物を置けます
  • 残念なのは床面の生地がPEクロス(ビニールシート生地)です。この価格なら我慢 
  • 設営は2本のメインポール、前室部分にアーチ型のポール、合計3本で簡単な部類です
  • この価格で前室を張り出すための「キャノピーポール」も付属(タープ用ポールと記載)

この価格で、このサイズ、スペックは悪くない、十分お買い得といえると思います!

キャンパーズコレクション
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私自身が何年も使用した訳では無いので、どれだけ長持ちするかは使ってみないと分かりませんが、価格に見合ったファミリー向けテントだと思います。

ロゴスROSY サンドーム XL-AI  71805049

一応のせましたが、ロゴスが好きで、テントは15,000円くらいで買いたい、という方以外はやめた方が良いと思うテントです。

ロゴス(LOGOS)
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  • 寝室部分(インナーテント)は270×270×145cm。キャンパーズコレクションの方が高さがある
  • キャンパーズコレクションは前室まであるのに、このテントは入り口部分のフライシート無し
  • 入り口のフライが無いのを「ハーフフライ」と呼ぶのですが、この向きからの雨に寝室が濡れる
  • 床面はビニールシート生地のPEクロス。耐久性に劣る
  • 総重量5.5kgと、やけに軽いのは生地の薄さ、ハーフフライなのでその分生地が少ない。
  • ポールはFRPです。それも細くて華奢(きゃしゃ)なポールで不安

このモデルは北海道内のお店でも在庫を見かけます。安くキャンプできる、と軽い気持ちで買いやすいテントなんですが、できれば少し、5000円くらいでも上乗せして違うテントを買うか、ネットでキャンパーズコレクションなど他のモデルを検討した方が良いと思いますよ。

コールマン BCクロスドーム 2000017132

Coleman
¥19,639 (2021/06/19 23:24時点 | Yahooショッピング調べ)

定価は税込み29,480円(2023年11月)です。スペックはキャンパーズコレクションのキャノピードームテントに近いですね

  • 寝室サイズ:約270×270×175(h)cm
  • メインのポールはFRP約φ11mm。他メーカーはポールの太さ表記していないので不明ですが、キャンパーズコレクションも画像ではこれくらいの太さはありそうです。現物を見たことがあるロゴスのサンドームはこれよりも細かった記憶があります
  • 生地の耐水圧が1500mmとキャンパーズコレクションの1000mmより高く、豪雨でも少し安心
  • 天井部分に換気窓(ベンチレーション)あり、他社の同価格帯より蒸れずに快適
  • 床面はPEクロス(ビニール)でなくポリエステルで耐久性あり

価格に見合ったスペック(安心、快適。少し長持ちも期待できる)です。

まとめ

2万円を超えるコールマンBCクロスドーム270が定価以下で購入できるなら安心の買い物だと私は思います。更に節約をするならキャンパーズコレクションも悪くないでしょう。

ロゴスは、このサンドームはちょっと厳しいですね……….

他にも色々とネット上ではありますが、

価格に見合った価値がありそうなのは、キャンパーズコレクション、コールマンくらいに感じましたよ。新商品やお買い得モデルも出るので、また定期的にチェックして更新します!

ドームテントを買う方は、タープを別に買ったほうがいいですよ。炎天下で食事はきついですからね

もうワンランク上のドームテントも検討する方はこちらもおすすめです

ツールームテントも含めてまだまだ検討する方はこちらをどうぞ

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