23−24年シーズン:北海道の冬キャンプにおすすめできるテント

テント

冬キャンプできる施設は北海道でも激増中!

秋のキャンプでも、もう物足りない!1年中キャンプしたい!雪中キャンプにチャレンジする!!という需要に応えるように、2022年の冬キャンプ可能な施設は、それまで北海道全体で20施設に満たなかったのが、2023年8月現在で50施設を超える勢いなんですよ。

施設の詳細は、北海道のキャンプブログでは一番信頼できる「Possibility.Labo」さんを参照ください

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ただ真冬の北海道でキャンプって、当然抵抗ありますよね…….

初心者が冬キャンプに向けて装備した持ち物と雪中キャンプでの想定外の出来事

いろいろと夏秋キャンプとは違った対策、道具の準備は必要になります。この記事では冬キャンプするにはどんなテントを選んだら良いのか??に絞って、具体的にどのメーカーのどのモデルを、どこの店で見ると良いのか?を紹介させて頂きます

ツールームテントのおすすめモデル

北海道の冬にキャンプする方は、春夏秋に一番売れているモデルではちょっと不十分かと思います

スノーピークエルフィールド、コールマンタフスクリーン2ルームエアーMDXはとても使い勝手の良いツールームですが、どちらも「寝室部分のスカートが無い」のが冬に使うにはネックになります。冷気が隙間から吹き込んでしまいますので….

冬キャンプをしようと考えているなら

リビング、寝室ともすべての接地面に「スカート」付きのツールームを選んだ方が良いです。

冬は外気温と室内の温度差が大きく「結露」が春夏秋以上に問題になってくるので、フライシートの上にもう一枚「ルーフフライシート」や「ライナーシート」がある、住宅でいうと「二重窓」構造になっているモデルだと更に快適に過ごせますよ。

生地はナイロン、ポリエステルよりも通気性に優れるコットン、コットン混紡の「T/C」などがおすすめですね

その条件を満たして、コストパフォーマンスに優れておすすめできるモデルを紹介します

スノーピーク ランドロック

コットン、コットン混紡の「T/C」ではありませんが、全面フルスカートです。言うまでもなくベストセラー。アイボリーモデルや雪峰祭限定カラーも魅力的です

スノーピーク(snow peak)
¥174,900 (2021/11/27 22:25時点 | Amazon調べ)

ogawa ティエラシリーズ

4人家族なら一番大きい「ラルゴ」を。インナーはT/C素材で更に快適!2層構造の「ライナーシート」で結露防止も期待できます

ご夫婦、カップルなら「ティエラ リンド」がおすすめ(ラルゴの仕様インナーT/C素材、2層構造の「ライナーシート」はありません)

ogawaアポロン

これも冬キャンプにおすすめできる仕様。ルーフフライ、スカートなど冬キャンプに快適な仕様です。生地は標準はT/CではありませんがT/Cのモデルも発売されています。

メッシュ部分が多く換気性能に優れています

コールマン マスターシリーズコクーンⅢとカーブ

どちらかというとビギナー向けのモデルが多いコールマンですが「マスターシリーズ」ならオールシーズン対応で「スカート」「ベンチレーション」「コットン混紡インナーテント」と冬キャンプでも使える仕様なんです

ここまで紹介してきたスノーピーク、ogawa、コールマンマスターシリーズあたりが冬キャンプにも対応するツールームの一般的なおすすめです

あえて他のブランドを検討するなら

サバティカル アルニカ

常に人気で需要に対してまったく供給数が足りず、抽選でしか買えなかった希少なテントです

サバティカル アルニカはリビングスペースと寝室をひとつでまかなえる2ルームテントです。
SABBATICAL( サバティカル )ARNICAはリビングスペースと寝室をひとつでまかなえるようレイアウトした2ルームテントです。設営が簡単でアーチの美しいトンネル型の構造にブリッジフレームを追加することで、強度と剛性に優れたフレーム構造を実現しました。2ルームの場合にはインナーテント内で 大人2人と子ども2-3人...

コットン混紡素材ではありませんが、スカート完備、換気性能にも優れていて冬キャンプに使えそうです

アルミフレーム、4人家族に十分なサイズ、設営の簡単さなど魅力的なツールームです。入手困難なことがネックですが…….

ここまで紹介したツールームテントですが、スノーピーク、ogawa、コールマンの3ブランドを見るなら札幌にお住まいなら、まず下記5社がおすすめ

  1. アルペンアウトドアーズ発寒
  2. 秀岳荘白石店
  3. DCMホーマックアウトドア元町、篠路
  4. コルソ札幌(コールマンマスターシリーズなし)
  5. フィッシュランドプラス美しが丘

札幌以外ですとスノーピーク、コールマンは

  • スポーツデポ
  • スポーツオーソリティ(旭川、苫小牧)
  • 坂本ホーマ アウトドアフロス(北見)ここはogawa扱いあります

で見られますが、ogawaはなかなか見られ無いんですよね、キャンプ場で他の方のを見るか友人知人のをチェックするのもおすすめです

サバティカルのテントは、札幌にある「A&Fカントリー 札幌店」か直営のwebサイトしか購入手段が無いようですので、欲しい方は頑張ってくださいね!!

ワンポールテントのおすすめモデル

サーカスTC

北海道の秋冬ではシェアナンバーワンでは無いかと思われるほど良く見られる「サーカスTC」

サーカスTCの魅力を書かれた記事、ブログは多数ありますから、あえてここでは詳しく書きません!買って間違いのない逸品です

テンマクデザイン
¥49,800 (2024/04/26 04:23時点 | Amazon調べ)

北海道には今は店舗が無いアウトドア専門店「WILDー1(ワイルドワン)」のPBなので、これだけ北海道のキャンプ場でたくさん見られるのに、北海道内の実店舗で買うことは出来ません

tent-Mark DESIGNS
テンマクデザインの商品開発は「今のニーズを具現化するもの」「これからのニーズを生み出すもの」の二つです。この二つの開発コンセプトをバランスよくそして皆様が想像する以上の商品を適正な価格でお届けしていきたいと考えております。

関東、関西に住む知人友人に買って送って貰うか、ネット通販をこまめにチェックするしかありませんので頑張ってください!

ファミリー(3人、4人)がこれ一張りで過ごすのはちょっとサイズ的に厳しいですが、ご夫婦、カップル、親子キャンプなど二人使用なら快適でコスパ抜群ですよね

フロアレス(床に生地が無い)なので、コットで就寝するスタイルになります。

サーカスtcの冬キャンプレイアウト!【こたつキャンプ型】 | 関東在住キャンプブログ「週末はキャンプ・アウトドアに行こう!」
出典:tk-camp様

ogawa ピルツ15 T/C、グロッケ12T/C

サーカスよりもぐっと価格は上がり10万近くとなりますが、ファミリー使用ならogawaのピルツ15 T/C、グロッケの2モデルは検討する価値のあるワンポールテント

ogawa製品はツールームテントで紹介した通り札幌市内のお店で見るなら

  1. アルペンアウトドアーズ発寒
  2. 秀岳荘白石、北大
  3. DCMホーマックアウトドア元町、篠路
  4. コルソ札幌
  5. パドルクラブ大谷地、手稲前田

を定期的に見ていると在庫がたまに見られるものですよ

ロゴス トラッドキャンバス VポールTepee400

ワンポールではなく「Vポール」、中心部分も使えるように配慮されたフレーム構造です。スカートがすべての接地面に着いているのでこれは冬でも使えそうです

TCでは無いので価格も手頃です。その分結露するかもしれませんが、暖房で室内を乾燥させる事で結露防止も可能かと思いますよ

サバティカル スカイパイロット TCとモーニンググローリー TC

ツールームテントで紹介したアルニカ、ギリア同様に入手困難ではありますがコスパに優れおすすめの2モデル

スカイパイロット TC
モーニンググローリー TC

ファミリーなら大型のスカイパイロット、ソロ、デュオならモーニンググローリーを検討ください。

この2モデルはフロアレス(床に生地が無い)なので、コットで就寝するスタイルになります。

サバティカルの名作シェルター「スカイパイロットTC」アレンジ7選!【ユーザー取材】 | キャンプ・アウトドア情報メディアhinata
出典:hinata

本当にこの価格でこの仕様は買えたら幸運なコスパに優れたモデルに感じます!

地球の、道具。サバティカル。
SABBATICAL( サバティカル )はテントやギアのアウトドア総合ブランドです。品質・機能・デザインの調和のとれた製品を手に取りやすい価格でお届けし、より多くのお客様に自然を感じていただくきっかけをお届けしたいと考えています。

サバティカルのテントは、札幌にある「A&Fカントリー 札幌店」か直営のwebサイトしか購入手段がありません

北欧ブランド:ノルディスク、テンティピ、ローベンス

厳しい冬の気候が北海道と共通する北欧ブランドは冬キャンプに適応する仕様のモデルが多いです。代表的なブランドで北海道の店頭で購入可能な3社を紹介します

ノルディスク(デンマーク)

ワンポールテントは「アスガルド」と「アルフェイム」が人気モデルです

ノルディスクの大人気テント「アスガルド」はこう選ぶ! | キャンプ・アウトドア情報メディアhinata
アスガルド

詳細な説明はこちらのポポさんのブログが非常に分かりやすく、見やすかったです!

秋冬キャンプにぴったり!ノルディスク「アスガルド12.6」の本音レビュー
ノルディスクのベル型テント「アスガルド12.6」のレビュー記事です。秋冬春の寒いシーズン用テントとして2年愛用。特長や機能性、魅力について写真付きで詳しく紹介します。

注意】-10℃の冬キャンプをしたら、朝手のしびれが止まらなかった。|湘南で暮らすキャンパーのブログ
アルフェイム(出典:湘南で暮らすキャンパーのブログ様)

ベル型のアスガルド、ティピー型のアルフェイム。人数に合わせてサイズもそれぞれ数タイプ用意されています。なかなか展示をお店で見ることは出来ませんが、札幌のアルペンアウトドアーズ発寒ではごくたまにですがノルディスクテントは展示されています。

秀岳荘でも常時ではありませんが店頭に在庫があります。スポーツ量販店(ゼビオ、スポーツデポ、スポーツオーソリティ)はほぼ購入不可能かと思います。ただ人気のあるモデルですからキャンプ場では結構な確率で目にするモデルです。

テンティピ(スウェーデン)

雪中キャンプに映えるテンティピ。極力装備を排除したオニキス(Onyx)、快適重視のジルコン(Zirkon)、そしてプロモデルのサファイア(Safir)をラインナップ。
どのモデルにもコットン混紡素材(CP)とポリエステル素材(Light)をご用意しています。
サイズはカップル向けの5人用からファミリー向けの15人用がございます。(公式サイトより引用)

Tentipi Tents - テンティピ ブランドサイト
Tentipi テンティピ テントはスウェーデンにて開発・テストされています。センターポール1本だけのシンプルな構造のため、組み立てはわずか数分。形状は円錐に近いため風に煽られることもありません。透湿性高いコットンとポリエステルの混紡素材は結露は最小で風合いも抜群です。

札幌のアルペンアウトドアーズ発寒、秀岳荘では常時在庫があるのを良く見かけますよ

sotosotodays -ソトソトデイズ-
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ローベンス(デンマーク)

冬のファミリーキャンプを快適に!〜5人家族の寒さ対策と必需品〜 - Father's Life
出典:〜5人家族の週末キャンプブログ〜様

コットン混紡生地、ストーブの煙突を出せる仕様でお店では見られないものの北海道でも愛好家が増えている「ローベンス」。写真の「クロンダイク」が一番人気のようです

ドーム型とシェルターの組み合わせは??

夏キャンプでは主流スタイルのひとつ「テント&タープ、スクリーンシェルター」ですが、冬キャンプに向いているモデルは少ないのです

「スノーピーク 連結」の画像検索結果
スノーピークの連結スタイル
「テント タープ レイアウト」の画像検索結果
オープンタープスタイルは無理がありますしね

冬キャンプでオープンタープスタイルは無理がありますので、シェルターと連結させるスタイルは検討の余地がありますが、意外とスカートがしっかりついているファミリー向けドーム型は少ないのです。主要なブランドのラインナップを見る限りスカートが全面にあるドーム型は

  • スノーピークのランドブリーズの一部モデル
  • ogawaのピスタ、スクートDX

さらに結露防止に役立つコットン混紡の寝室を備えるドーム型というのは今やほとんど無いものです。

そうした事から、このドーム型&タープのスタイルはあまり冬キャンプ向きでは無いと考えられます。

スカートの無いドーム型テントをわざわざ設営するくらいなら、フルスカートのシェルター内でコットを使用して寝るスタイルが良いと思います

雪中キャンプ in Headquarters | スノーピークストア WILD-1 入間店 * Snow Peak Store WILD-I Iruma
スノーピークリビングシェルでの雪中キャンプ(出典:公式)

雪中キャンプしてみませんか?持っておくべき装備からテントの張り方まで | キャンプ・アウトドア情報メディアhinata
出典:hinata

ただし、画像のような登山用のコンパクトテントを使ったスタイルはドーム型が主流です。ストーブを持ち込んで、チェア、テーブルを並べて食事やお酒を楽しむスタイルではなく、あくまでミニマムにこだわるスタイルになりますのでファミリー冬キャンプとは別世界なので、この記事でこのスタイルには触れません。

まとめ

北海道の冬キャンプで見られる一般的なスタイルとモデルを出来るだけ多く紹介しようとしたので長くなってしまいましたが、この他にも色んなテントが当然ありますので、いきなり雪中キャンプにトライしなくても見学で冬の週末のキャンプ場へ行ってみるのが良いかと思います。

見学だけなら入れてくれるキャンプ場さんも結構ありますよ

春夏秋のキャンプ用テントと違う重視するポイントとして

  1. 厳しい冬の天候に耐えうるフレーム構造
  2. ストーブなど暖房を使う際の換気性能
  3. 結露防止に役立つ2重のフライシート(ルーフフライ、ライナーシート)
  4. 結露防止に効果ばつぐんのコットン混紡(TC素材)生地

これらの性能を満たすために、素材、仕様ともハイスペックになってしまいテントだけで10万オーバーのものが多いのが、ファミリー雪中キャンプの敷居が高い理由のひとつでもあります。

コスパに優れたサバティカル、テンマクデザインのサーカス、ロゴスのキャンバスティピーあたりだと予算を抑えられます

購入を検討する店は通年キャンプ取り扱いがあるアウトドア専門店になります

  1. アルペンアウトドアーズ発寒
  2. 秀岳荘
  3. フィッシュランドプラス美しが丘
  4. ホーマックアウトドア元町、篠路
  5. パドルクラブ手稲前田、大谷地
  6. コルソ札幌
  7. ロゴスストア サッポロファクトリー
  8. エイアンドエフ サッポロファクトリー

札幌のお店ばかりになってしまい、他の街の方には非常に申し訳無いのですが…..。スポーツ量販店、ホームセンターは冬はキャンプ売り場が無くなるか、極端に狭くなりますので。

あえて冬キャンプの相談に行くなら、苫小牧、釧路、旭川、洞爺湖、芽室などなど各地に大型では無いものの新しいアウトドア専門店が続々とオープンしています。広い店内では無いのでテントの展示を見ることは難しいかもしれませんが、キャンプに精通したスタッフさんにアドバイスを貰えることは間違い無しです。

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こちらのポジラボさんの記事が非常に参考になりますので、チェックしてみてはいかがでしょうか??

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